就職活動の短期化に伴って、増々内定が勝ち取りにくくなってきた今。
そんな中でも確実に内定をもぎ取り、やっと決まった企業。晴れて入社。
しかし、日々仕事をこなしているうちに湧き上がってくる感情。
辞めたい・・・。
こんな感情にさらされている人いませんか?
しかも真面目なアナタは、「辞めたい」なんていう感覚は単なる「甘え」に過ぎないとフタをして無理やり押さえつけていませんか?
その感覚を紐解くと、ずばり
何かが合わない
のです。
一体何が合わないのか?
解説します。
どこの会社にもいる上司。会社の様々な業務に精通していて言わば、あなたの教育係的な存在。
会社の理念や、利益構造の仕組み、自社の商品への愛着も惜しみなくだして教えてくれる人。
「あ~俺もこんな人になれるように頑張るぞ」
思わずこんなビジョンを彷彿させる。
しかし、こんな思いもつかの間。ある一瞬で興ざめしてしまう瞬間があります。
それは、上司の人間性があまりにも表裏がある時。
一同の前では、
「お客様に感動を与えられる企業を目指すぞ!」
などと高尚な事を声高に言っているのに、細部を探っていくと何か違和感を感じてしまう。要は所々で言動が一致していないのです。
・幹部がいない場所ではあからさまにサボる
・報連相の徹底とか言っているのに、上司からの報告は無し
こんな感じで、会社の理念や体裁を建前上は示すだけで、なにも実践していないのを垣間見た瞬間。
こんな時、
こう思ってしまう。
こういった表裏がある上司の元にいると、いずれ自分もこんな風に、うわべっつらだけの人間に朽ち果ててしまうのかと疑問を感じてきます。
これは合わないの典型的な例ですね。
上司に悲観して、徐々に会社からも心が離れていく・・・。
仕事を辞めたい感情に発展していっても、決してそれは「甘え」の類ではないと認知して下さい。
これは入社して間もない人が直面しがちな「合わない」感覚と言えます。
先輩、上司の教えが全て不条理で宗教チックなのです。
簡単に言えば、全てが会社の利益のためだけにルール化されているとも言えます。
例えば、
・何かことある事に「全てはお客様のため」といい反論の余地さえなくす
・大声を出す行事を行い、漠然とした解放感を感じる瞬間を増やす
・数字では伝えられない自社独自の価値を全面アピールする
などのように、はたから見るとおかしいような事を平然と課してくるのです。
上記の項目に全て共通しているのが、
「何か正論っぽいが、同時に洗脳されてるっぽい」
点です。
こういった事を目をギラギラさせてやってのけている上司や先輩社員を見ると、なんとなく俺もいずれはこうなるんじゃないか?搾取されるんじゃないのか?
と不安に苛まれてしまうのです。
こんな事もできないようじゃ「甘い」といわれそうな典型です。
しかしこれは、「甘え」ではなく、洗脳され社畜まがいになっている社員にはなりたくないという単なる拒否反応ではないでしょうか?
その証拠に、大手企業でも「モラールの向上」と称して、社員の内面を強化するような研修がありますが、けっして洗脳的なイベントではありません。
会社の教訓に心酔している社員に何がしかの「狂気」を感じているアナタの感性は至って正常です。
よく世間では、ブラック企業は体育会系の会社が多いと耳にします。
大声を張り上げたり、過大なノルマを課して、「終わるまで帰るな!」といったあれです。
体育会系の会社に対して、格闘技会系の特徴はとにかく社員がどんな事があっても休まないのです。
・あからさまなインフルエンザなのに花粉症と偽り出勤
・葬式後でも喪服で出勤
このように、本来であれば体調不良や忌引といった正当な理由であるのに欠勤せず、みんなが一様に会社に出てくるのです。
その様子はまるで、何度も何度も立ち上がってくる格闘家のよう。
更には社長含む社員みんなが、健康にも異常に気遣っていて、平日・休日問わずに身体を鍛えまくっているのも格闘技会系の特徴です。
・片道20キロをロードバイクで出勤
・ビジネスバックに重石が入っている
・会話が全てスポーツの話題
このように、スポーツに興味のない人からすると、まるでなぜそんな事をしているのか分からないほどに身体を鍛えているのです。
中には、休日のマラソン大会に出走するため、前日は会社を早上がりする人もいるほど・・・。
もしこんな会社に入社してしまった場合は、完全に入る会社を間違えたと割りきって、すみやかに身を引きましょう。
リサーチ不足だったと反省です。
彼らとは「甘い」の世界・次元が異なります。付き合わずに撤収しましょう。
会社を辞めたいのは「甘え」かと考える人は得てして真面目な方が多いです。
真面目であるが故に、なんとかついていかなければ!乗り越えなければ!と力んでしまう。
しかし上記のように、何かが合わず、それがしっかりと説明出来るのであればそれは決して甘いわけではありません。
もちろん、ただ仕事が面倒くさい、ダルいという理由で離脱したいのならもう少し頑張ってみる必要はあります。
社風が合わず将来的なビジョンが描けないのであれば、このまま籍を置いていても給料を貰うだけになってしまうのであれば、早期に手を打つ方が無難でしょう。
自分自身の適正を見つめなおし、なぜ事前に見抜けなかったのかの反省材料として、今後の布石にすべきでしょう。
朝から晩までみっちり仕事。
午前9時に出社し、帰宅するのは深夜の24時前・・・。
家に帰ってくるのは睡眠のためだけに帰宅するようなもの・・・。
景気の回復や人手不足の昨今、こんな形で毎日をせわしく仕事に追い回されている人も多いでしょう。
そしてふとした瞬間に感じる疑問。
「人生このまま仕事だけで本当にいいのか?」
仕事だけの人生を続けた結果、何が自分の人生に振りかかるのか?
検証します。
仕事だけの人生とは、言い換えれば会社が全てとも言えます。
お客様や取引先の人と接点はあるのでしょうが、利益を捻出することに尽力をつくすように会社から教育されることもあり、会社そのものの価値観に共感するような日々を送ることになります。
結果どうなるのか?
会社の価値観=世界観で固定されます。
普段では当たり前のように取り組んでいる事、社内では常識として極々普通に行っている事。こういった類の事が、普通化してしまいます。
・疲れていても頑張るのが常識
・本心を自然と隠して周囲と接する姿勢
こういった価値観が、まわりの人間も同じような事から当たり前に根付いていってしまうのです。
しかしこれらのどこがリスクなのか?一体どこがいけないのか?
会社員として必要な当たり前のスキルではないのか?
上記の3点全てに共通することですが、全て会社にいる時でしか通用しないスキルです。
家族に対して、
「こいつに何か売りつけてやろう」
と考えたり、
親友に対して、
「本音ではなく建前を語り合う」
という人はいません。
なぜならそこに利益追求や組織という概念が入り込まないからです。
仕事ばかりの人生に埋没するということは、常に利益や組織形成という思考回路がまとわりつくことを意味します。
これが実はかなり厄介。
仕事ばかりの人生に苦悩している人は四六時中会社の事を考えています。
家に帰ってきても、仕事の事ばかり。
・通勤途中も新人教育をどのように施すかで頭が一杯
・家族や恋人と接する際にも仕事の会話ばかり
・休日にランニングするのも体調不良で仕事に悪影響を及ぼさないように
こんな感じで、会社にいない時間帯でも仕事のことばかりで頭が埋め尽くされてしまう。
寝ても覚めても仕事のことばかりを考え続ける為、知らず知らずのうちに心身ともに疲弊していきます。
会社側からも「多少疲れていても踏ん張ってやり切る人」が評価されるため、チカラを抜くに抜けない。
惰性で突っ走っていってしまうのです。
特に自分が若ければ若いほど、
こう思ってしまいがちです。
しかしこれ、精神的に自分を鼓舞しているだけで、必ずどこかにしわ寄せがいきます。
なぜなら単純ですが人間は誰しもが必ず疲れる動物だからです。
・頭が冴えず斬新なアイデアがわかない
・視野が狭まり、遊びココロを失っていく
こういった負の循環に陥っていきます。
会社に所属していると組織が個人をカバーしてくれる一面もあるので、これでもなんとなく結果が出てしまいます。
そうするとその結果が単なる安易な結果でしかなく、表面的なものでしかありません。
言えば、自分の努力の結果だと錯覚します。
なまじ身体は疲れているために、「結構俺頑張ってるな」という錯覚に陥ってしまうのです。
疲れた時の頑張りは、自分自身が思っているほど報われるものではありません。
仕事ばかりの人生で、利益追求や組織の人間関係で疲れたらまずは休息することが大切です。
会社で仕事をバリバリこなし、スキルが上昇していく。業界の知識もグングン付いてくる。だけど健康には優れなくて、体調も精神も安定しない。
これでは結局のところ、枝葉ばかりに気を取られて、本質を見逃す事になります。
真剣に取り組むのであれば、休息することも大切な取り組みの1要素と捉えメリハリをつけるべきです。
とは言え、そんなことは百も承知で分かっている。
自分も休息を取りたいのだが、会社がそれを許してくれない。
そんな会社はキッパリと見切りを付けましょう。
自分の適性がマッチしなかったと踏ん切りを付けてしまうのも一手ですね。
利益体質を追求し過ぎると、それは単なるブラック企業だという可能性もあります。
⇒仕事が辛い!転職を決断した方が良い、ブラック企業と判断する特徴4選
仕事に埋没するほどの社員の体調不良を顧みず、売上!売上!と自社の利益だけに目を囚われている会社に将来性はないでしょう。
会社には2通りあって、「頑張らなきゃ!」と思わせる会社と、「頑張らなきゃ皆んなに申し訳ない!」と思わせる会社があります。
疲れた社員を休ませない会社はえてして後者でしょう。
なぜなら自分が休んだら、周りに迷惑がかかってしまう。ようはカツカツな状況なわけです。
そんな会社に居続けると、このまま仕事ばかり、いや、仕事だけの人生で始終することは明白です。
会社を辞めたい・・・。けど言えない・・・。言い出せない。
辞めたいのにドンドン進むプロジェクト。
辞めたいのに舞い込む新しい仕事。
こんな言いたいけど言えない空気感で困っている人、意外なほど多いかと思います。
責任感が強かったり、精神的に控えめな性格の人に多いかもしれませんね。
最初に言っておきます。
このままその会社で仕事をしてても確実にアナタは幸せにはなれません!
辞めたいのに言い出せずに、ズルズル行くことのリスク。会社が辞めさせない理由を詳細に説明します。
嫌な気持ちなのに、その会社で仕事を継続することで失うものがあります。
・本来なら普通にできていた自己成長
唐突ですが、アナタは人生の残り時間を考えた事があるでしょうか?
仮に今、あなたが25歳と仮定します。日本人の平均寿命が約85年です。
まだまだあと60年もありますね。科学の進歩で寿命も年々伸びてきているのでまだまだ長いです。
しかし実態はどうでしょうか?
これを時間にならすと、1年が365日。60年は21900日です。
時間にすると24時間×21900日は525600時間になります。
85歳まで生きたとして、残りの持ち時間が525600時間ある計算になります。
この内、1日8時間は睡眠しているとしましょう。すると21900日×8時間で175200時間は睡眠時間です。
すると起きている時間は350400時間となります。
1日の労働時間を8時間とすると、175200時間を残りの人生に投じる計算になります。(85歳まで働き続けたとして)
175200時間は何日か?
24時間で割返すと、7300日です。
何が言いたいのか?
85歳までフルマックスで働いたとして、残りの仕事に投じる時間は7300時間しかありません。
言い出せない、言いづらいとまごついている内に、非常にも時間はドンドン過ぎて行ってしまいます。
本来早めに切りだしていれば、嫌な気持ちで働く人生を払拭できていたかもしれないものを、ダラダラ引き伸ばす結果、残りの7300時間を嫌な気持ちで過ごすという時間で埋め尽くすことになるのです。
大雑把な計算ですが、アナタが28歳ならもっと持ち時間は少ない。30歳なら尚更です。
これが定年間際の引退直前期であれば話しは別かもしれません。残りの持ち時間も少ないからこのまま終わらせようという気持ちが先行するでしょう。
しかし、20代、30代は自分自身の人生の土台を築き発展させる礎を構築する大事な時期。
「辞めたい」という卑屈なマインドで日々仕事に向き合っていては、本来得られるはずであった成長も得れなくなるのは明白です。
辞めたい気持ちが強いのに言い出せないことは、「その時そこでしか過ごせない時間」を大きく失っているとも言い換えられます。
会社、仕事を辞めたいのに言い出せない状況というものは、得てしてマイナス感情に紐付きます。
例えば、社内で何かあるごとに、
・この上司のせいでうまくいかない
などの他人に責任をなすりつけるという負の感情にあふれていきます。
するとどうなるか?
アナタは強い猜疑心(さいぎしん)を育んでしまうことになります。
猜疑心とは相手をうらやんだり、疑ったりする気持ちです。
ですが嫌な気持ちのまま仕事を継続していると、会社で何か事あるごとに、
・この人事異動はこんな作為があるんじゃないか?
・この上司の発言は何か意味深過ぎるな?
・ひょっとしてこの上司はカツラなんじゃないか?
などと本来であれば、大した意図が盛り込まれていない事にもドンドン疑いの気持ちを持って接していってしまうのです。
当然の事ながら、こういった負の感情をまとって日々仕事をしていても、自分自身の成長には繫がりません。
スパイや、工作員を目指すなら話は別ですが、こういった猜疑心といったネガティブな感情は自己成長に結びつかないのです。
「本来なら普通にできていた自己成長」を失う典型的な例ですね。
当たり前ですが、会社組織は利益追求団体。売上を挙げてなんぼです。
そのための戦略や、組織図、未来図などを当然の事ながら描いています。そのための人員配置というものが存在しています。
最近では人手不足も相まって、人材採用にも多額のコストがかかっています。
ご存知かもしれませんが、社員一人を雇い続けるのに会社はその人員の給料の3倍近くの費用を捻出しています。
手塩にかけて教育を施してきた人材なら尚更です。
人材を一人育てるのに多額のお金と時間を投じてる訳です。
そのため基本的には「辞めない」という前提で全てが進んでいるんですよね。
社内で辞めたくても言い出せないのは、こういった暗黙の空気感があるせいです。辞めない前提で進んでいる中で、辞めたいという気持ちを外にだすこと自体が異分子なのです。
ようは退職の意を言い出しやすい職場なんてのは存在しないのです。
ここでは、法律的には退職の意は2週間前に言えば有効とかウンチクを語るつもりはありません。
法律どうこうといった問題は辞める為の手段と取り決めで、本質的な問題ではないからです。
しかしよく考えれば分かることですが、多かれ少なかれ、退職していった人はこういった辞めにくい空気感の中で、「辞める」と言ってきた人達なのです。
法律どうこうの問題じゃなくてです。
時間の喪失や自己成長の幅を天秤にかけて、決断できるかどうかだけとも言えますね。
会社を辞めたいけど言えないという問題は、いってみれば決断を先延ばしにする決断だとも言えるでしょう。
問題解決を先送りにするといいますか。
このまま継続しているとリアルな現実には目を伏せるという体質が育ってしまいます。
人間誰しも、冒険を犯したり、リスクを背負うということに拒否反応を示します。なぜならそのままでいるほうが楽だからです。
しかし成功してきた人は、みんな一様になんらかの冒険やリスクを背負ってきた人達。
現実に目を向けて、大小あれ決断を下してきた人達なのです。
結果、自分の望んだステージなり待遇なりを勝ち取っているのです。
会社を辞めるという意向を言い出すという決断を下すのも、その一歩と言えます。
最近では男性だけでなく、女性でもバリバリと仕事をさばき日々激務をしている人も少なくないものです。
仕事があるのはいいことかもしれませんが、いろいろな弊害も出てきてしまいます。
まだまだ先のことと思っているかもしれませんが、激務な仕事人生のママで老後を迎えますか?
女性はどうしても男性よりも体力が少ないものです。
その為、長時間の過酷な勤務が続いてしまうと疲労もピークになってしまいますよね。
それを特に感じるのが、メイクをオフした後に鏡を見る時ではないでしょうか?
お昼間は隠していても、目の周りには真っ黒なクマ。そしてお肌は疲れとストレスでボロボロです。
そんなボロボロなお肌を隠すためにバッチリメイクをするものだから、さらにお肌には負担がかかってしまいます。
さらにそれを加速させてしまうのが連日の残業のせいで積もる睡眠不足ですよね。
男性のように仕事から戻ったら何かお腹にいれてベッドにもぐりこむという訳にもいきません。
メイクを落としてお風呂に入ってスキンケアをしてと、何かとやることが多い為、どうしてもすぐにはベッドに入れません。
そうするとお肌が再生するゴールデンタイムに眠れないということになってしまいますよね。朝起きてもお肌は再生せずメイクの乗りも悪くなってしまうという悪循環です。
激務続きの毎日だとどうしても心理的にも余裕がなくなってしまいます。ちょっとしたことでもイライラしてしまい、そのストレスが溜まってしまいますよね。
女性の場合、ストレス発散法というと、「食べる」、「しゃべる」、「買い物をする」というのが主流です。
しかし、時間に追われている為、おしゃべりをする時間なんてまず取れませんよね。
買い物をしたくても、帰るころにはお店はすでにしまっていて、バーゲン時期といっても私には無関係という状況になりがちです。
そうなると最後に残るのは、「食べる」ですよね。
しかも疲れてしまうと、女性が好きな甘いものが欲しくなってしまうものです。
残業帰りにコンビニにより高カロリーなスイーツコーナーにまっしぐら。
さらに甘いものを食べたら今度は塩っ気があるものが食べたいとスナック菓子を買ってしまいます。
当然ながら体重が増え、スーツのウエストがきつい、1サイズ増えてしまったという人も少なくないのでないでしょうか?
お肌はボロボロ、ぽっちゃりさんになってしまい、かつ激務で仕事漬けだと彼氏を作る暇もありませんよね。
出会いの場に行く時間もないし、コンパなどに行っても、自分より暇な仕事をしている男性は甘っちょろいわと感じてしまいう人も少なくありません。
また彼氏がいてもデートをする時間を取るのにも一苦労。
メールや電話をするのも疲れて面倒くさくなってしまい、いつしか彼氏が離れていってしまうというケースも多く耳にします。
と言われてしまう状態、女を忘れてしまいそうな自分に、もうこんな仕事辞めたい!と感じたことありませんか?
激務な仕事をしている仕事中毒な女性は、生涯未婚率が非常に高くなる傾向にあります。
当然時間がないと、出会いも少なくなってしまう傾向が高くなりますよね。
最近では40代でも未婚の男女も多いため、未婚でいることも大して不安を抱くことも少なくなってきています。
晩婚のカップルも多いため、時間ができたら婚活しようと結婚を意識していない人も多いものです。
しかし同窓会に参加したり、同級生からの年賀状を見ると、既に中学生や高校生の子供がいる友達も珍しくなくなり、集まっても話題は子育てのことばかり。
疎外感を感じてしまうものです。
またあなたがいざ結婚しようかなと思った時に、いい出会いがあるとは限りません。そうなると生涯未婚という言葉も非現実でなくなってしまいます。
そこで激務で時間がとれないからと仕事漬けになるのではなく、友達や仲間との時間を少しは大切にするようにしたいものです。
忙しいという言葉を口癖に、人との関係をおろそかにしていると、あなたに悪気がなくても人って離れていってしまうものです。
生涯未婚だとして、老後に必要な資金は最低3000万円と言われます。
これは最低水準で病気をすることや、親戚づきあいなどを考えると5000万円はくだらないでしょう。
この金額を女性がかせぐというのは、かなり専門的な仕事か地位ある仕事をしていないと不可能に近いものです。
男性並みに働いても、男女の賃金差は大きな差があります。
それなのに、美容に時間もさけず、彼氏も作れず、生涯は孤独でお金もないという生活が待っているのです。
それでもあなたは激務な仕事を我慢して続けますか?
結婚だけが幸せではありませんが、仕事だけで時間をつぶしてしまうのももったいないと思いませんか?
仕事とプライベートがせめて両立できる仕事に配置換えしてもらう、もしくは仕事を変えるというのも将来を見据えて考えることは大切ではないでしょうか。
世の中の人が連休だと浮かれていても自分には関係のないこと。
毎日毎日、職場と自宅の往復の地下鉄に揺られながら、同じ景色ばかりを見ていると、楽しいことを見つけるのが難しいものですね。
転職も珍しくない時代ではありますが、その上位には「仕事が激務すぎる」という理由があげられています。
転職をすることも一つの選択肢として考えてみませんか?
連日、夜中まで仕事に追われている。翌日も早出で出勤するのが日常茶飯事。
周りの社員のほとんどがそんな業務状況だと、いつしか感覚も麻痺してしまうものですね。
入社した当時は、こんな過酷な激務なんてありえなくない?と感じていても、日々この生活を続け、回りの同僚も同じように働いていると、人はだんだんと順応していくものです。
しかし残業手当や早出手当てなんてものがつくかといえば、ほぼつかず安月給。
仕事しかしていないので、お金を使うといえば、食事代ぐらいだけど、冷静に考えるとこれだけ会社に酷使されてこの待遇ってどうなの?と感じてしまいますよね。
ボーナスはがっつりでるのかと言えばそうでもないとなると本当にやり切れないものです。
さらに上司からねぎらいの言葉でもあるのかといえば、そんな言葉かけられたこともない。
「あの書類まだできてないのか?」
「お前らどいつもこいつも仕事ができねえな」
そんな罵声をあびせられていては心も擦り切れてしまいますね。
あまりに激務が続くと体調も崩しやすいものです。
しかし、少しの体調不良であれば病院にいくのもはばかられ、市販の薬でやり過ごすのが常になってしまう。
市販の薬でもごまかせなくなり病院に行ってから出社しようものなら、サボっているのかのように言われてしまう。
また体調不良で仕事を休んだ日にはこの言われよう。
毎日激務を続けていれば体調を崩さない人のほうが珍しいというものですね。
新しく入った社員にさっさと仕事を覚えさせて自分は辞めてやろうと思ってはみても、ちょっと出来る社員はすぐに会社の異常なまでの激務さに危機感を感じて辞めてしまう。
残っているのは、使えない会社の言いなりになる社員だけ。
常に職安や求人誌に、社員募集の求人が出ているのは、間違いなく離職者が多いからですよね。
ただいつもいつも求人をしている会社というものは、仕事を探している人にも覚えられてしまい、この会社はブラックだなと感じさせてしまう為、まともな人が応募してこないのです。
通常であれば、3~4人するような仕事を1人で抱え込んでいるものだから、当然人手不足になってしまいますよね。
そしてその渦中に居ると自分が離職すると会社が回らなくなるという考えになってしまいがちです。
待遇も悪い会社だし辞めたほうがいいと周りの友人からの助言も耳に届かなくなっていませんか?
⇒仕事が辛い!転職を決断した方が良い、ブラック企業と判断する特徴4選
あなたがもし今いる会社を辞めたとしても会社はつぶれません。あなたの代わりに誰かが仕事に追われるだけなのです。
これから続く何十年ものサラリーマン生活、今のままで本当にあなたは満足ですか?
安い給料で1人であれば生活は出来たとしても、その給料では結婚をしてマイホームを立て、子供を一人前にするという事が果たして出来るでしょうか?
若いうちは少々寝不足でも多少の体調不良でごまかしていけるかもしれません。
しかし、身体の無理が利かなくなる中年になったとき、今と同じ生活が出来ますか?
・あなたを怒鳴り散らしている嫌な上司のようになっているとして、あなたは果たして幸せでしょうか?
・退職まで安月給で身体に鞭をうちながら働いて、多額の退職金はもらえるのか?
おそらく期待できないでしょう。
今は会社の業績が悪いから、不景気だからこの状況であるだけなら、まだ頑張ってもいいかもしれません。
しかし5年後、10年後を考えたとき、今と変わらぬ生活が待っているのであればどこかで見切りをつけませんか?
私たちが生活していく上で、当然の事ながら生活費が必要で、仕事をするということは必要なことです。
仕事にがむしゃらになるのが決して悪いことだとは言いません。
寝ずに働いて結果を出し会社に貢献するというのであれば、それも若い頃ならありでしょう。
ただ、そこに待遇や結果というものが伴わないことには意味がある時間だとは言えないのではないでしょうか?
また人生は仕事だけではありません。
家族との時間、友人との時間、自分の趣味の時間や余暇、それらがバランスよく存在してこそ有意義だと言えるのではないでしょうか?
激務な仕事に追われているあなたに提案します。
金銭面、人間関係をひっくるめた待遇を今一度客観的に考えてみてください。定年まで続ける価値のある会社でしょうか?